ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

淡雪

 朝起きたら、「淡雪」と言いたくなるような、あたたかくふっくらとした雪がうっすらと。

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 日中はとてもいい天気。久しぶりの来客もあったので、オヤジは日がな一日家で大工仕事三昧。

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 とうとう我慢できず、腕の未熟さを棚上げにして、電動丸鋸を入手。

しかし、秘密調査員が新しい武器装備かとよろめきたって仕事を邪魔し、思ったように作業ははかどりません。

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写真は、オヤジ必殺の袈裟懸けを、ひょいと白刃取り の図。

 

 工作物は、既製品にないものをと思案中なので、お披露目はもう少し時間がかかります。代わりと言ってはなんですが、先日「本は読めないものだから〜」を紹介しましたが、読めない作品の一例をご紹介。

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 ウネウネの文字は、全部繋がっていて小説の一部をなしています。こんな頁が10頁に渡って続く続く。

 大森望責任編集の、書き下ろし日本SFコレクション「NOVA」の第2巻、倉田タカシという作家の「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」という作品。

根性で読んだお友達は「吐きそうだった」とのたまいましたが、オヤジは三半規管の不全なので見る気もしません。あしからず。

参考まで

倉田タカシ「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」(河出文庫「NOVA2」所収)

 

これも、世の中の、様々な試みのその一つ。なのかな?