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ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

書を捨てよ

久しぶりに、本題。(笑)

 

「書を捨てよ、町へ出よう」 寺山修司である。

 今では、タモリの口真似でしか知らない(あるいはそれも知らない)のかな。

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 田舎の高校生だった頃、よく読んだ寺山修司。何か先端で、せっせと時代を編集していたようで、やはり故郷の訛りをひきづったまま、東北の雪雲とそこから透かして見る太陽のにぶい輝き…うーん、わかりにくい。

 田舎の普通の高校生が、校則で禁じられていたにもかかわらず、始めて私服で怪しい喫茶店に入り、バイオレットフィズを注文した時のような、怪しいドキドキ。

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 昭和42年3月15日初版発行、芳賀書店、¥450 寺山修司横尾忠則と組んで作った、エポックメーキングな一冊です。

  表題は、本ばかり読んでいないで現実の時代に飛び込んでいきなさい、ということで今の本を読まない若い人たちには関係がないか…

 今パラパラ見返していると、寺山の住所が世田谷区下馬、ほぼ10年後東京で就職した自分がすぐ近くに住んでいたことを発見。ますます愛着ある1冊になりました。